卒業生から中学生の皆さんへのメッセージ!
  本別高校卒業生から、中学生の皆さんへメッセージです。
  「高校3年間の進路の取組」や「どのように本高で3年間を過ごし進路を勝ち取ったか」
  皆さんの進路の参考にしてください。

中学生の皆さんへ

【就職編】 北海道旅客鉄道株式会社採用者より

北海道旅客鉄道株式会社 採用

 

 私は、中学校のころから漠然と『就職』ということしか考えておらず、それは高校3年の夏休みまで続きました。高校3年の夏休み、先生から勧められた企業の企業見学に参加し、そこでやっと就職したいと思える企業が決まりました。漠然としか決まっていなかったので、就職試験に対しての対策をとっておらず、ぎりぎりからの対策となったので、とても大変でした。ぎりぎりになっても就職試験までスムーズに進められたのは先生方からの手厚いサポートがあったからです。本別高校は生徒数が少ないからこそ、生徒一人一人に対し多くの先生が関わって進路についてのサポートをしてくれます。

 

 中学生のみなさんの中には、『進学や就職なんてまだまだ先の話だな』と考えている人も多くいると思います。実際に私もそうでした。しかし、高校に入学してからの3年間はあっという間です。その限られた時間で、たくさんのものに触れ、チャレンジし、自らの世界を広げることが出来るのが本別高校です。気になることや、やりたいことがある生徒には、先生方が全力で手助けしてくれます。沢山のことに挑戦した経験が、どんな形であれみなさんの進路活動に絶対につながっていきます。限られた3年という時間をどう使うかはあなた次第です。みなさんが充実した高校生活が送れることを願っています!

【進学編】 日本赤十字北海道看護大学 進学者より

日本赤十字北海道看護大学看護学部看護学科 進学
 

 私は第一志望の大学に落ち、とても悔しい思いをしました。今回はその経験をもとに学んだこと、そして皆さんに伝えたいことを書きます。

私が目指していた第一志望の大学は、国公立大学でした。私の実力では、一般試験での合格が難しく、推薦で合格する方法しかありませんでした。本格的な推薦試験のための対策は、高校3年生の6月から始めました。しかし、推薦で不合格となってしまい、一般試験対策をほぼしていなかった私にとって最大のピンチという状況でした。共通テストまで残り1ヵ月という状況で、国公立大学の合格は厳しく、私立大学の合格を目指して勉強に取り組みました。一緒に頑張る仲間がいなく一人で勉強する約2か月間、本当に辛かったです。先生方が応援してください、また、休みの日でもかかわらず一緒に勉強してくれたことが私の救いでした。無事合格できてよかったです。

この経験から伝えたいことが3つあります。まず1つ目は、一緒に同じ目標に向かって頑張る仲間を作ることです。これは高校生だけに言えることではなく、中学生、大学生にも共通することだと思います。一人で勉強、受験に打ち込むほど苦しいものはありません。そして、ともに競う相手がいるほうがやる気も出ると思います。2つ目は、受験だけではありませんが、臨機応変に対応できるように対策をすることが大切です。3つ目は、高校受験・大学受験ともにいえることですが、様々な学校のオープンキャンパスに参加することをお勧めします。頑張る一つの目標になることやパンフレットではわからないことが知ることができます。

 ここまでは、勉強の話をしましたが、人生は勉強だけではありません。高校生活は、皆さんが思うより一瞬であっという間です。新たにできる仲間とともに、楽しい高校生活にしてください。皆さんの夢・目標が叶うことを応援しています。

【進学編】 藤女子大学 進学者より

藤女子大学文学部 進学

 

中学生の皆さんこんにちは。学校生活、進路活動お疲れ様です。行きたい大学や将来の目標が決まっている方はそこから逆算して高校を選ぶといいと思います。決まっていない方は、高校でどのように過ごしたいかを考えて決めるといいと思います。(勉強を頑張りたい、友達と過ごしたい、実家か寮かなど)

大学を決める時には、将来どのように過ごしたいか考えておくといいです。職業でなくても、都会がいいか田舎がいいかとか、趣味を一生楽しみたいとかでもいいと思います。私が進路を決めたのは三年生の夏休み後でした。推薦の試験は9月にあったりするので本来7月までには確定するつもりで考えるといいです。オープンキャンパスは都合で行けなくなったりしたので、早めに行っておくといいです。進路がほぼ決まってない状態でも後々役立ちます。進路は最終的に自分が決めたという意志があればどこを選んでも、たとえ後で後悔しても何とかなると思います。

本別高校の先生方は進路活動に限らず相談すれば親身になって行動してくれます。周りの人に頼りながら、進路活動頑張ってください。